「私はね、新くん。人生は長さではないと思ってる。それはこの世界で生まれた天使も人間も一緒。この限りある時間の中でどう生きてたか。そして大切な人に出会い、その人の幸せのために今日まで生きて来れたなら、私はそれで十分幸せだよ」
ついに始まりました。ねほりんぱほりん第3シーズン!今回はマッチングアプリにハマる人。私はマッチングアプリを使ったことないのでどんなものなのか興味津々で番組を視聴していました。
僕は、自分では、誰に対しても表面的な付き合いをしているだけのつもりだった。クラスメイトとも、隣人とも、叔父とも、世界のあらゆる人間と、例えば自分がいついなくなっても相手が困らない程度の付き合いを保っているつもりだったんだ。
「人って奴は。強いようで脆い生き物だからなぁ。気をはって生き続けることはできない。本当の自分をさらけ出して、ほっと一息つける場所が必要なんだ。母さんと一緒にいると、父さんはありのままの自分でいられたよ」
「終わりが迫るのを知りつつ、進んでしまうのはなぜなんだろう」
「……だからさ、諦めないことだよ。出会いなんてものは、気まぐれに起こる奇跡みたいな物だからさ」
「あなたが本当に欲しいものは、温もり。でもそれは、決して私があげられる物ではないの。あなたは気づいているはず。だから、ごめんね」
……いや、諦めるな。せめて見逃し三振は絶対に避けよう。ダメならダメでなにかやって終わらなきゃ一生後悔する。
「罪に相応しい罰ってなんなんだろうね」
「殴られたときより、宮藤のこと黙ってみているときの方が痛かったってわかったからな。みんなもたぶん今日そう感じたと思う」
「だから……言わせろ! 勝手に人生諦めてんじゃねぇ! 親孝行も初孫も期待しねぇからよ……ただ、元気な顔を見せてくれよ……。アタシの話し相手に……なれよ! お前までいなくなったら……アタシは……どうすりゃいいんだ」
「オマエサエイナケレバ」